陰り
５月４日の新潟第６レースで馬場入場後に落馬し負傷した今村聖奈騎手が、今週から調教に騎乗し来週の競馬で復帰する予定です。
今村聖奈騎手と言えば2022年デビューで前年に永島まなみ騎手、古川奈穂騎手がデビューしたこともあって女性騎手ブームに加速がつく時期で、かつ本人もデビューイヤーに５１勝を挙げ最多勝利新人騎手賞を受賞するなど華々しい活躍を見せました。
これには本人の努力もさることながら関係者の彼女への有力馬の手配やメディアのアイドル的報道などもあってのことで、少々過熱気味ですらありました。
この時点ではこの活躍がある程度続くと殆どの人が考えていたと思います。
ところが翌年事態は一転します、今更説明するまでもありませんが、件のスマホ事件が発生し３０日間の謹慎を受け復帰しましたが、スマホの不正使用の際に同期の男性騎手とのやりとりを行っていたのではとのウワサも流れ大きくイメージダウンしました。
その後は本人の苦悩もあったとは思いますが、思うように良い馬が集まらず、当然ながら勝ち星にも恵まれないことから2023年は前記の謹慎があったとは言えデビューイヤーの半分にも満たない25勝で終了しました。
そして今年、決して好調なスタートではなく１月も最後の週、２７日にやっと１勝そしてここまでではわずか３勝しかできていません。
やはり物事には勢いや運と言うものがついてまわりますし、不運を完全に避けることはできませんが、どう凌ぐかは重要になってくると思います。
現にスマホ事件で同様に謹慎を受けた永島騎手は昨年でも５０勝、今年もこれまで１６勝と着実に勝ち星を伸ばし、あと６勝で１００勝というところまで迫っています。
先に書いたようにデビューが華々しすぎたので、そのギャップを感じてしまうのはやむを得ないのかも知れませんが、全体のムードとして陰りが見えてきたのかも知れません。
オークスについて
牝馬クラシックレースの第二弾として行われる優駿牝馬（オークス）は、イギリスのオークスに範をとり創設された競走です。
1938年に3歳牝馬限定の重賞競走「阪神優駿牝馬」として創設されたのがその前身で、創設当初は阪神競馬場・芝2700メートルで行われていましたが、1940年に2450メートル、さらに1943年に2400メートルへと短縮されました。
その後、1946年に舞台を東京競馬場に移設したことに伴い「優駿牝馬」に改称され、1965年から（オークス）の副称が付くようになりました。
開催時期は、創設時から1952年まで秋に行われていましたが、1953年から諸外国と同じ春の開催に繰り上げられました。
牝馬クラシックの中で、1600メートルの「桜花賞」が最もスピードのある繁殖牝馬の検定競走であるなら、2400メートルの「オークス」はスピードだけでなくスタミナも兼ね備えた繁殖牝馬を選定するためのチャンピオンレースと言えます。
競走名の「オーク（Oak）」は、樫を意味する英語です。英ダービーの創設者である第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレーは、樫の森が茂るオークスと呼ばれる土地を所有していました。1779年、彼はエリザベス・ハミルトンと結婚した際に、その記念として競馬を開催することを思い立ち、その中に夫人の希望を入れ、3歳牝馬のレースを行い、これをオークスと名付けたことが由来とされています。
もうすぐ記録達成
※金曜日の情報ですので、馬券購入の際は土曜の結果を確認してください。（すでに達成されている記録があるかもしれません）
- 通算勝利数
- 横山 武史（美浦）通算600勝まで、あと3勝
- 菅原 明良（美浦）通算300勝まで、あと3勝
- 嶋田 純次（美浦）通算100勝まで、あと3勝
- GⅠレース勝利数
- 柴田 善臣（美浦）GⅠレース10勝まで、あと1勝
- 浜中 俊（栗東）GⅠレース10勝まで、あと1勝
- 吉田 豊（美浦）GⅠレース10勝まで、あと1勝
今週のオカルト馬券
ツムツム
今週日曜は東京で優駿牝馬（オークス）です。
先週に続き熱き女の戦いが繰り広げられます。
とは言っても３歳牝馬のレースです、先週古馬牝馬ですら予想が難しかったのですから３歳ならなおさらです。
そこで今回は勢いで予想してみようと思います。
タイトルを見てオヤ？っと思われた方もいるでしょうが一世を風靡したゲームではありません。
先週ビクトリアマイルでブービー人気のテンハッピーローズをGⅠ馬に導いた津村明秀騎手を勝手にツムツムと呼んでいます。
先週のあざやかな勝利＋実力がありながらなかなかGⅠを手に出来なかった苦労人がやっと開花したので、その勢いを買って今週もツムツムが素晴らしい騎乗を見せてくれると思い１ミアネーロで行きたいと思います。
この馬３戦２勝で前走はフラワーカップを勝っていますが、２勝はいずれもツムツムの手によるもの、デビュー２戦目の菜の花賞で陣営は必勝を期してツムツムからルメールに手替りさせたものの５着と期待を裏切りました。
しかし、再びツムツムに手の戻ったフラワーカップでは見事勝利したようにこの馬とは手が合います。
勝負事には実力も必要ですが、やはり運や勢いというものが無いとダメな部分もあります、ここは勢いのあるツムツムで２週連続ＧⅠゲットと行きますか？
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有料予想のお知らせ
是非ご利用ください。
※こちらはレース前日の２２時以降の提供となります。
開催全場から厳選７レースの複勝（１点勝負）をお届けしています。
日曜日の買目
東京
１Ｒ １４
２Ｒ ４
３Ｒ １６
４Ｒ １０
５Ｒ ５
６Ｒ ２
７Ｒ １
８Ｒ ８
９Ｒ １２
１０Ｒ ５
１１Ｒ ７
１２Ｒ １３
京都
１Ｒ １０
２Ｒ １１
３Ｒ ４
４Ｒ ９
５Ｒ １２
６Ｒ ８
７Ｒ ６
８Ｒ ８
９Ｒ １６
１０Ｒ ２
１１Ｒ １４
１２Ｒ １４
新潟
１Ｒ １２
２Ｒ １３
３Ｒ １２
４Ｒ ４
５Ｒ ３
６Ｒ ５
７Ｒ １０
８Ｒ １
９Ｒ ３
１０Ｒ ８
１１Ｒ １６
１２Ｒ ８
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