奇襲?
先週の日曜日新潟7Rの直線1000mでセルレアに騎乗した永島まなみ騎手が、このコースの鉄則と言われる外ラチ沿いではなく、逆の内ラチ沿いを走り見事勝利を手にしました。
まさに「奇襲」と言える騎乗。
永島騎手は2ヶ月ぶりの勝利で今年10勝目、女性騎手と言えば今年超急成長の今村聖奈騎手ばかりが話題になりますが、永島まなみここにありと存在感を見せました。
セルレアが1枠1番に入ったことと開幕週で内ラチ沿いも殆ど傷んでいない馬場から永島騎手いわく「腹をくくって内ラチで勝負しようと決めていました」とのこと。
同馬を管理する深山調教師も「作戦か」との記者の質問に「いえいえ、任せると伝えてジョッキーの判断です」との弁、永島騎手を信じての結果でした。
ただ、この深山調教師、管理する馬が同日の新潟6Rでも12番人気だったトップスティールを出走させており、秋山稔樹騎手が騎乗しこちらも1着でした。
管理する人気薄の馬が別々のレースで別の騎手で好走する深山厩舎、ちょっと注目してみる価値がありそうです。
菊花賞について
菊花賞は、イギリスのセントレジャーに範をとり創設されたクラシックレースのひとつで、最もスタミナのある優秀な繁殖馬を選定するためのチャンピオンレースです。
このため、出走資格は3歳の牡馬と牝馬に限られ、せん馬(去勢馬)は出走できません。
また、本競走はクラシック三冠(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)の最終関門であり、「皐月賞は“最も速い馬”が、ダービーは“最も幸運に恵まれた馬”が、菊花賞は“最も強い馬”が勝つ」と言われています。
これまでに、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルそしてコントレイルの8頭が三冠馬に輝いています。
1938年に「京都農林省賞典四歳呼馬」として本競走は創設され、1948年より現在の名称「菊花賞」になりましたが、京都競馬場のスタンド改修工事により阪神競馬場で行われた1979年を除き、距離3000メートルと京都競馬場での開催は第1回から変わることなく、今日まで連綿と受け継がれてきました。
この京都競馬場の芝・外回りコースを舞台に、スピードとスタミナを兼ね備え、2度の坂越えと3000メートルの長丁場を克服して先頭で駆け抜けた馬に菊花賞馬の栄誉が与えられます。
なお、2021年に続き本年も京都競馬場整備工事による開催日程の変更により阪神競馬場で行われます。
もうすぐ記録達成
※金曜日の情報ですので、馬券購入の際は土曜の結果を確認してください。(すでに達成されている記録があるかもしれません)
- 通算勝利数
- 菅原 明良(美浦)通算200勝まで、あと2勝
- 通算重賞勝利数
- 武 豊(栗東)通算重賞350勝まで、あと1勝
- GⅠレース勝利数
- 武 豊(栗東)GⅠレース80勝まで、あと1勝
- 柴田 善臣(美浦)GⅠレース10勝まで、あと1勝
- 戸崎 圭太(美浦)GⅠレース10勝まで、あと1勝
- 浜中 俊(栗東)GⅠレース10勝まで、あと1勝
- 吉田 豊(美浦)GⅠレース10勝まで、あと1勝
- 女性騎手年間最多勝
- 今村 聖奈(栗東)女性騎手年間最多勝更新まで、あと2勝
今週のオカルト馬券
カオス
皐月賞馬もダービー馬も出走しない今年の菊花賞、しかも京都競馬場は改修中のため阪神競馬場で行われるという今までにないパターン、混戦は必至です。
出走馬の成績を見てもトライアルで権利を掴んだ馬や夏のローカルで活躍した馬など、比較が非常に難しいです。
連勝でここに臨む馬もわずかに2頭のみ。
1勝クラス(国東特別)とセントライト記念を勝った1ガイアフォースと夏の札幌で1勝クラス(積丹特別)と2勝クラス(札幌日刊スポーツ杯)を勝った13ディナースタです。
トライアルのGⅡを勝った1ガイアフォースに食指が動きますが、ここはパワーのいる洋芝の札幌を連勝した13ディナースタでいきたいと思います。
菊花賞はときどき札幌の長距離2600mを勝ち上がった馬が出走し、好走することがあるのでその点に期待です。

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有料予想のお知らせ
各開催日の全場のメインと最終について軸1頭ワイド5点流しの予想をお届けしております。
是非ご利用ください。
※こちらはレース前日の20時以降の提供となります。

日曜日の買目
東京
1R 10
2R 13
3R -
4R -
5R -
6R 5
7R 5
8R 7
9R 9
10R 10
11R 4
12R 4
阪神
1R 10
2R 2
3R 1
4R -
5R -
6R 2
7R 10
8R 7
9R 12
10R 2
11R 1
12R 2
新潟
1R 5
2R 5
3R 5
4R -
5R -
6R 11
7R 13
8R 1
9R 15
10R 3
11R 14
12R 10
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